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  1. 小松市議会 2020-12-23
    令和2年第5回定例会(第5日目)  本文 開催日: 2020-12-23


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開議 午後 1時30分    ◎開議の宣告 ◯議長(高野哲郎君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 2 ◯議長(高野哲郎君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第75号~議案第93号     の委員長報告、質疑、討論、採決 3 ◯議長(高野哲郎君) 日程第1、市長提出議案第75号から議案第93号までの19件、継続調査中の小松基地空港対策特別委員会の飛行の安全に関する調査・飛行場周辺まちづくりに関する調査、同じく人口問題対策調査特別委員会人口減少社会における少子化対策高齢化対策等に関する調査、同じく交流人口拡大に関する調査特別委員会北陸新幹線開業に向けた交流人口拡大に関する調査を一括して議題といたします。  これより委員長の報告を求めます。  予算決算常任委員長杉林憲治君。    〔予算決算常任委員長 杉林憲治君登壇〕 4 ◯予算決算常任委員長杉林憲治君) 予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第75号から議案第81号、議案第83号及び議案第93号の以上9件についてであります。
     これらの案件につきましては、12月10日に各分科会を開催、引き続き16日に会議を開き、総括質疑を行うとともに各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け、委員会は12月21日に会議を開き、各分科会委員長の報告を聴取しました。  各分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。  初めに、議案第75号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第11号)についてであります。  選挙事務費については、投開票所での感染症予防対策における職員人件費及び衛生用品の購入の消耗品費等であります。  令和3年3月21日に市長選挙が実施されます。コロナ禍における初の選挙であることから、感染症対策とし、こまつドームの期日前投票所の新設、コミュニティバスを活用した移動期日前投票所の開設など、分散投票を推進します。混雑回避のため、より広い会場への投票所の変更など3密を回避し感染症防止対策を行います。  また、次回の選挙から投票箇所を42か所から38か所へ見直し、再配置するとのことであります。再配置区域利便性向上のため、移動期日前投票所は投票所再配置区域を中心に巡回されます。  移動期日前投票所は、投票率向上のための有効な取組でありますので、今後とも投票率向上のため検討を重ねてほしいとの意見がありました。  また、次回の選挙では従来の3か所とこまつドームで期日前投票を行うとのことでありますが、全体の期日前投票所の数も北部、西部の地域を含め増やす検討をしていくよう求める意見がありました。  なお、投票所の再配置については地元の合意が得られているということでありますが、投票所変更について周知漏れがないよう、広報はもちろん各町内会回覧投票所入り口看板など、新しい投票場所でスムーズに投票ができるよう配慮を求める意見がありました。  スマート市役所推進費については、AIチャットボットの導入費用であります。  AIチャットボットとは、ホームページ上で市民からの質問や問合せに対応するAI自動会話プログラムであります。このプログラムは、これまでホームページに公開してきた「よくある質問(FAQ)」に蓄積されたデータと連携してチャット形式により質問に回答するだけでなく、より精度を高めるため自動学習を行うことができます。導入により、時間や場所を選ばないオンライン上での問合せや同時に複数の問合せに対応できるものであります。  AIを過信せず、導入後もAIによるチャットが機能しているかどうか、記録をチェック、検証しながら活用してほしいとの意見がありました。  また、もしもしセンター等の業務と重なる部分もあるということなので、これからの人口減少社会において働き手の不足が予想される中、省力化ということも念頭に置き、将来を見据えながら実施してほしいとの意見がありました。  市税の歳入については、新型コロナウイルス感染症に係る徴収猶予の特例申請に伴う固定資産税都市計画税の減額補正であります。  新型コロナウイルス感染症の影響により収入が大幅に減少した場合、市税の納付を、無担保、延滞金なしで1年間徴収の猶予を受けることができます。令和2年2月1日から令和3年2月1日に納期限が到来する市税が対象であり、現在、法人106件、個人129件、計235件の申請があります。今回、税目のうち、申請件数の多い固定資産税都市計画税の歳入が猶予額に応じ減額されます。  今後の対応について、現在、国において徴収猶予の特例も含め税制改正の議論がなされているとのことでありますので、成り行きを見守り適切に対応してほしいとの意見がありました。  児童運営費施設型給付費)については、私立こども園等の人件費や事業費、管理費など運営のため各施設に給付される費用で、国が定める公定価格を基に算定しており、国の保育単価の増額により補正を行うものであります。基本額と各種加算等を合わせた額で算定され、各施設では職員の配置状況や事業の実施状況などにより給付額が加算されることとなります。令和元年10月からの幼児教育・保育の無償化により市の負担は減少傾向にありますが、1施設当たりの給付額は年々増加しており、各施設にとっては手厚くサポートされているとのことでありました。  小学校との接続は重要かつ加算もされていることから、これまで以上にお互いに情報を共有するなど、連携強化を求める意見がありました。  カヌー競技施設整備費については、カヌースプリント競技のメッカ、木場潟カヌー競技場のシンボルとして、また事前合宿国の国旗やライトアップも計画に含め、各国代表チームをお迎えするウエルカムゲートとしてモニュメントを設置する費用とのことであります。  カヌースプリント競技のメッカであり、また各国との交流拠点のシンボルとして、魅力的で、これからも未来にわたって長くレガシーとして残るようなモニュメントになるようにとの意見が出されました。  フローラルこまつ推進費については、来年行われるオリンピック・パラリンピックでの聖火リレーのゴールとなる小松運動公園でおもてなしとメモリアルを目的として、Vロードで整備されたバラ園を拡張して、応援ローズリングの設置、ローズタワーローズロード整備オリンピック花壇のリニューアルなどを行う費用とのことであります。  一部の委員からは、カヌー競技事前合宿地である木場潟公園にも整備してはどうかとの意見が出されました。  有害鳥獣対策費については、例年の5倍以上の熊の目撃件数があり、鳥獣出没による人身被害防止のため、ICTを活用した監視対策機器の導入、捕獲おり及びパトライト等の増備による各種装備の充実、各町内等への予防対策活動への支援や増加する緊急出動業務の対応及び狩猟免許取得等人材育成支援を行う費用とのことであります。  次に、議案第81号 令和2年度国民健康保険小松市民病院事業会計補正予算(第6号)についてであります。  収益的支出における委託料については、かかりつけ医との連携強化のため、ICTを活用した地域医療連携ネットワークサービスID-Link)のシステム構築に係る費用や、来年3月からマイナンバーカード健康保険証として利用できるようになることに伴い、カードリーダーを利用したオンラインによる資格確認システムの導入に係る費用、院内感染防止策をより一層強化するために電子カルテと連携した感染管理システム導入に係る費用など新型コロナウイルス感染症対策に係るものであります。  一部の委員からは、マイナンバーカードの利用促進について、国の方針ではありますが、今後は運転免許証代わりにも利用できるようになるなど、いろいろな情報がカードとリンクしていくことへの拡大に危惧する意見が出されました。  次に、議案第83号 SDGsこまつ未来基金条例についてであります。  このたび、個人の方から環境保全活動にと寄附があり、地球環境の保全、科学技術イノベーションの推進及び安全で安心な地域社会の形成を図ることを目的に本条例を制定し、官民連携の下、地球に貢献できるひとづくりまちづくりを促進するとのことであります。企業版ふるさと納税の積立てにも対応して、基金を活用し、令和3年度より、(仮称)こまつSDGsアワードの創設で小松市内における優れた活動で本市のSDGs推進に貢献のあった市内外の個人、企業、団体を表彰するとのことであります。  最後に、議案第93号 専決処分の承認を求めることについてであります。  新型コロナウイルス感染症経済対策費については、感染拡大防止対策のため、早期に事業の開始をし、~もう一度見直そう~クリーン作戦定員ハーフ協力金Part2として、年末年始、冬期の感染症第3波の拡大防止及び安心なお店で営業をすることを目的としているとのことであります。事業については申請方法を含めホームページで周知するとともに、前回の申請者に対しては郵送で通知をし、申請期限は来年1月15日までとのことであります。また、旅客関連事業者支援金第2回も含め、事業者への事前周知により速やかに申請をいただいている状況であるとの報告を受けました。  なお、採決の結果、議案第76号から議案第80号、議案第83号及び議案第93号の以上7件は全会一致をもって、議案第75号及び議案第81号の以上2件は賛成多数をもって、いずれも原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。  以上で予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 5 ◯議長(高野哲郎君) 総務企画常任委員長宮川吉男君。    〔総務企画常任委員長 宮川吉男君登壇〕 6 ◯総務企画常任委員長宮川吉男君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、議案第87号 小松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてをはじめとする議案4件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致でいずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして様々な意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、議案第88号 小松市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  近年の人口減少高齢化等により消防団員の確保が難しくなってきている中、消防団員で構成する消防団組織見直し検討委員会で検討した結果、現行の428名の定数を410名に改正するものであります。団員の定数について抜本的な見直しは、昭和46年の条例制定後、初めてとのことであります。また、来年4月から第18尾小屋分団が第17西尾分団と合併するとのことであります。  定数改正と同時に、消防団員年報酬額を階級ごとにそれぞれ8,000円から1万2,000円を増額するものであります。これにより、県内の自治体と比較しても上位の年報酬額に増額されるということであります。  定数改正については、消防長や消防職員と共に、小林消防団長消防団組織見直し検討委員会の委員長である山下消防副団長から説明を聞きました。  今回の経緯がよく理解できたとともに、消防団の現状について意見交換ができる非常によい機会となりました。消防団の再編について、対象エリアの平準化を図るため将来的に考えてほしいとの意見や、一部議員から、安全を守るため消防団員が身を守る防火衣の支給が不足しているので予算計上してほしいなどの意見があり、今後とも委員会としてこのような場を設けていきたいと求めました。  次に、議案第90号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定についてであります。  大野町、五国寺町、花坂町、正蓮寺町を区域とする整備計画を新たに策定するものであります。この地域は、里山地域の学校再編に伴い、新たに辺地対策事業債の条件を満たすものであり、計画策定により、交通条件等で他の地域と格差のある地域に対し財政支援措置を講じ、里山地域全体の振興を図るものであります。  計画内容として、道路、橋梁、土地改良、下水道処理施設のほか産業振興施設の整備があります。産業振興施設については、脱炭素社会に向けた研究の拠点やテレワーク・リモートワーク社会に向けたサテライトオフィスなどを想定しているとのことであります。  辺地対策事業債は自治体にとって有利な事業債であることから、積極的な活用に賛成ではありますが、委員会における議案の説明に際しては丁寧な説明を求める意見がありました。  次に、高齢者運転免許自主返納制度支援内容充実についてであります。  高齢者運転免許自主返納制度は、平成25年から小松市と小松市交通安全協会連合会が連携し、免許を自主返納した65歳以上の高齢者に対して支援品を贈呈するものであります。今回、今まで3種類であった支援品の選択肢を7種類に増やし、選択の幅を広げることにより、車の運転に不安のある高齢者に運転免許証自主返納を促し、交通事故防止につなげるとのことであります。  高齢者の利用が見込まれるタクシー乗車券などが追加され、選択肢が増えることは喜ばしいことでありますが、2年目以降も継続的な支援を検討してほしいとの意見がありました。また、他の高齢者支援制度タクシーチケット補助を加えるなど幅広く検討してはどうかという意見がありました。  以上、総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 7 ◯議長(高野哲郎君) 福祉文教常任副委員長、岡山晃宏君。    〔福祉文教常任副委員長 岡山晃宏君登     壇〕 8 ◯福祉文教常任副委員長(岡山晃宏君) 福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第84号 小松市放課後児童健全育成事業に関する条例についてをはじめとする議案3件であります。  この案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程において様々な意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。  初めに、議案第91号 指定管理者の指定について中、関係部分であります。  小松市立老人福祉センター千松閣について、公募、選考の結果、引き続き公益財団法人小松まちづくり市民財団を、来年度から5年間、指定管理者として指定するものであります。施設の利用者数について、今年度は新型コロナウイルスの影響で減少が見込まれますが、令和元年度では2万7,966名と多くの方に利用されている状況でありました。  施設への交通手段については、市内の循環バスが定期的に回っていますが、高齢者が利用する施設であり、もっと多くの方が利用しやすいように求める意見がありました。  次に、令和2年度第3回小松市介護保険事業計画等策定委員会の開催状況についてであります。  策定委員会では、将来人口・要介護認定者数等の推計について、地域が目指すビジョンと取組みの方向性等についての議題を審議し、了承されたとのことでありました。今後の人口の推移や高齢化率介護保険者数の推移や要介護認定率の推計など、推計値を参考に今後の第8期計画での重点施策や目標値などを策定委員会で設定していくこととなります。  今後の高齢化のトレンドの予測については、これからの介護保険料の算定や介護給付の基金の取扱いの有無など大変重要であるため、今後ともしっかりと予測して検討してほしいという意見が出されました。  次に、小松市小中学生サミットについてであります。  このサミットは、児童生徒主体となり、スマートフォンなどの情報端末機器等の安全な使い方を協議し、自分たちでルールづくりなどを行う活動であります。今年度は初めて小学生も参加し、新型コロナウイルス感染症の影響から、市内各中学校と兵庫県立大学教育研究センターオンラインでつないで実施されました。  「より良い人間関係づくりを築くためには」をテーマに、各中学校での取組の発表やパネルディスカッションが行われ、今後は各学校の取組を学校全体で共有するなど広げていくとのことでありました。  学校全体で共有するとのことでありましたが、ほかの学校の取組についても広く情報共有を図ってほしいという意見がありました。また、児童生徒だけでなく保護者に対してもサミットの活動内容の周知啓発を図っていくよう求める意見が出されました。  最後に、松東みどり学園オープンキャンパスについてであります。  来年4月から開校となる義務教育学校松東みどり学園オープンキャンパスが先月実施され、午前の部は地域の方を対象に、午後の部は広域通学希望者を対象に、合わせて約500名の参加でありました。  広域通学については、地域の方や保護者も交えた推進委員会で協議して進めているとのことであり、また南加賀で初となる義務教育学校であることから、入学した後のフォローアップも含めて、引き続き地域と連携して推進するよう求める意見がありました。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 9 ◯議長(高野哲郎君) 経済建設常任委員長南藤陽一君。    〔経済建設常任委員長 南藤陽一君登壇〕 10 ◯経済建設常任委員長南藤陽一君) 経済建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第82号 Artist Collegeこまつ観音下条例についてをはじめとする議案5件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもっていずれも原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして様々な意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、議案第82号 Artist Collegeこまつ観音下条例及び議案第92号 指定管理者の指定についてであります。  旧西尾小学校を改修し、里山の豊かな自然や文化を食と滞在を通して学び体験できる拠点施設として、里山の魅力を国内外に発信し、都市と農村の交流促進と地域活性化を図るとともに持続可能な里山を未来へつなげるため、条例を制定するとのことであります。また、令和3年4月から10年間で指定管理者の指定も行うとのことであります。  本市の里山には歴史と文化が融合した魅力的な場所が数多く存在し、本施設を拠点として国内外の方との交流が重ねられることを期待するものであります。  次に、議案第89号 特定事業契約についてであります。  小松市営木曽地域優良賃貸住宅整備事業PFI事業で行うもので、地域優良賃貸住宅建設既設市営住宅解体分譲住宅整備を一括して行うとのことであります。コンビネーション遊具等を設置した子供の広場整備も併せて行い、令和4年2月に工事完成とのことであります。  分譲地に利便性向上のため、商店などの商業施設もあったほうがよいのではないかとの委員の意見に対し、第一種住居地域であり、法的範囲内での整備は妨げないとのことでありました。  次に、議案第91号 指定管理者の指定について中、関係部分についてであります。  石川県立航空プラザ及び小松市民交流プラザ指定管理について、公募による選定によりこれまでと同じ管理者を指定するとのことであります。  小松市民交流プラザについては、新型コロナウイルス感染症予防のため、ライブハウス部分を閉館しているとのことでありますが、小松駅に隣接し、市民や観光客の方も頻繁に往来することから、施設については適切に管理するよう求める意見がありました。  最後に、新型コロナウイルス感染症経済対策についてであります。  申請受付中のクリーン作戦定員ハーフ協力金Part2をはじめ、誘客促進事業第2回、働き方改革等推進など様々な対策を継続して行っており、第3波に備えた安全な店づくりや、安心して行ける店舗の周知を行っていくとのことであります。  委員からは、今後も引き続き第3波に備え支援体制を常に持っておくべきとの意見や、切れ目のない予算執行に努めてほしいとの意見が出されました。  以上、経済建設常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 11 ◯議長(高野哲郎君) 小松基地空港対策特別委員長灰田昌典君。    〔小松基地空港対策特別委員長 灰田昌     典君登壇〕 12 ◯小松基地空港対策特別委員長灰田昌典君) さきの定例会で継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。  初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。  現時点では、小松基地における訓練計画はないとのことであります。  今後とも訓練実施の際には、市民の安全・安心を図るため、これまで以上に安全対策、騒音対策を徹底し、飛行の安全や協定の遵守を求めるものであります。  訓練の実施については、小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも速やかな情報提供に努めるよう求めたのであります。  次に、小松空港利用実績についてであります。
     新型コロナ禍の影響により、国内線の10月の利用状況は前年同期と比較して35.1%と依然として低水準でありますが、国の緊急事態宣言が発令されました5月を底に徐々に回復傾向にあるとのことであります。  国内線については、Go Toトラベルキャンペーンによる経済効果が徐々に出てきたところでありますが、新型コロナ感染者が全国的に増加してきており、今後どのような影響が出てくるのか懸念されるとのことであります。  なお、国際線(ソウル、上海、台北、香港)は現在も全便運休している状況であり、冬ダイヤの運航においても航空各社より全便運休が既に発表されているとのことであります。  国際貨物便の利用状況については、新型コロナ禍の影響により4月から一貫して減少していましたが、8月から持ち直しの状況が続いており、10月は前年同期と比較して140.8%とのことであります。10月の利用状況が高水準であるのは、前年同期が米中貿易摩擦のため減少していたこと、昨今の経済回復基調による輸出入の伸長等の複数の要因が重なったためとのことであります。  国際輸送の観点からすれば、ヨーロッパ貨物便の安定した運航は、国際貨物の物流拠点である小松空港にとって非常に重要なことであります。  現在、シルクウェイ・ウエスト航空が昨年6月頃から運休していますが、将来的な運航の見通し情報を得るなど、国、県と綿密に連携し、今後とも小松空港を利用していただけるようしっかりとした対応を求める意見が出されました。  最後に、航空プラザについてであります。  航空プラザの入館者数は、新型コロナウイルス感染症の影響に加えて、4月10日から6月5日までの休館、開館時間の1時間短縮等により、昨年度と比較して約3割の入館者数にとどまっているとのことであります。  また、昨年度から岐阜県の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館と連携した取組が進められており、現在、両館の連携企画展として「スピードを追い求めた幻の翼 研三-KENSAN-」展を12月28日まで開催しているとのことであります。  以上、本委員会の飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。 13 ◯議長(高野哲郎君) 人口問題対策調査特別副委員長、竹田良平君。    〔人口問題対策調査特別副委員長 竹田良     平君登壇〕 14 ◯人口問題対策調査特別副委員長(竹田良平君) 前回の定例会におきまして、継続調査の議決をいただきました人口減少社会における少子化対策高齢化対策等に関する調査について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたので御報告申し上げます。  本委員会では前回の定例会以後、過疎地域対策、移動手段対策について調査研究を進めてまいりました。  10月に、市で実施している中山間地の活性化政策や地域公共交通政策の概要と現状等について説明を求めました。  まず、里山事業については、環境王国こまつの取組として、環境保全と地域資源を活用した交流人口の拡大から移住・定住につなげることを目的とした里山の振興と、農産物のブランド化や新たな商品開発による農業所得の向上を目的とする農業振興の大きく2つの事業を行っています。これについて、過去10年の対象地区全体の人口数を見ると減少幅が改善されているという状況でありました。  次に、地域公共交通制度については、民間事業者にコミュニティバス3路線を委託し、コミュニティバス事業に対して補助を行っています。また、バスが通っていない地区において、地域が主体となって運行する乗合ワゴン事業を行っているとのことでありました。地域の中から運転手を出している地区もあり、今後、担い手不足のため事業継続が難しくなる可能性があります。  現在、地域交通プランの見直しが進められているとのことですが、地域負担の軽減のために、バス路線の見直しなど地域公共交通制度のさらなる改善を求める意見がありました。また、課題となっている運転手不足については、タクシー会社などと連携してはどうかという意見が出されました。  地域交通について調査を深めるため、乗合ワゴンを運行している月津校下地域活性化協議会の方、また町内会等と連携して高齢者の買物支援を行っている社会福祉法人明峰会の方々とそれぞれ意見交換を行いました。  両団体とも主に買物を支援しており、通院については、利用者が求める時間や場所がばらばらなことから調整が難しいとのことでありました。また、地域協議会からは、地域として何とか近くの既定路線のバス停までつなげていきたいという意見がありました。法人からは、交通支援のほかに移動販売車の利用も移動手段対策の一つという意見がありました。  これまでの調査から、現在、市の路線バスや地域や民間のワゴン、病院のバスなど様々な移動支援がそれぞれの立場で行われています。大変すばらしいことではありますが、それらに横串を通して俯瞰的な見方で協議できる場が必要ではないか、大きなバス路線に連結するような移動支援サービスやシステムの再構築を図る必要があるのではないかという意見が出されました。  さらに、移動販売については、事業者とサービスを求める地域をマッチングするニーズ調査やソフト面でのサポートも行政に求められるのではないかという意見が出されました。  また、乗合ワゴン等の利用者が主にグループであることや、今後ますます運転免許証を返納する方が増えていくことから、返納した際の支援についても一度きりではなく、タクシー乗車券など2年目以降も継続して実施してはどうかという意見もありました。  以上、当委員会の人口減少社会における少子化対策高齢化対策等に関する調査は、まだ調査研究途中であり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、本委員会の報告といたします。 15 ◯議長(高野哲郎君) 交流人口拡大に関する調査特別委員長、表靖二君。    〔交流人口拡大に関する調査特別委員長     表 靖二君登壇〕 16 ◯交流人口拡大に関する調査特別委員長(表 靖二君) さきの定例会におきまして、継続調査の議決をいただきました北陸新幹線開業に向けた交流人口拡大に関する調査について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたので、その経過について御報告申し上げます。  並行在来線について、IR移行後の交流人口拡大のため、利用促進の取組事例や運賃値上げ抑制について、あいの風とやま鉄道より資料等を取り寄せ、書類のやり取りにより質疑応答をいたしました。  富山県の北陸本線は、平成27年3月の北陸新幹線開業時にあいの風とやま鉄道に譲渡され、20駅を管理しており、運賃はJR運賃水準の1.03倍から1.12倍と値上げを抑えた設定であります。県に経営安定基金を設けたことや利便性向上の取組により利用が順調に推移し、2020年実施予定だった運賃改定を見送ったとのことであります。  利便性向上として、新旅客案内システム、列車現在位置情報サービスなど利用者への情報提供の充実、利用分析による新駅の設置、駅と市立図書館との共用など、鉄道収入改善の効果を鑑みながら利用促進に努めているとのことであります。  委員からは、北陸新幹線小松開業後の並行在来線の運賃維持、ダイヤの確保が第一義であるとの意見が出されました。  また、MaaSについて、射水市観光協会より資料を取り寄せ、調査をいたしました。  射水市観光協会は、駅探が開発した旅程システムにJTBパブリッシングの「るるぶDATA」、観光協会による観光施設等のデータを追加し、観光モデルコースを提供するサービスの実証実験を行っております。今後は、利用者の目的とニーズに合わせたルートの検索と情報提供に対応できるか否か検証していくとのことでありました。  また、射水市観光協会の検索システム、トヨタ自動車が西日本鉄道と協力して構築したMaaSアプリマイルート、長野県観光・交通アプリ信州ナビ等も実際に使用し、検証をいたしました。  MaaSアプリは、複数の交通機関を横断検索でき、予約から支払いまでアプリ上で行うことができるので、土地になじみのない人でもスムーズに移動できる便利なツールであります。導入検討の際は、そのツールに飲食店や観光情報等を乗せ活性化につなげてほしいとの意見がありました。また、全国で行われている実証実験を注視し、汎用性が高く利用しやすいものを検討してほしいとの意見がありました。  リモート観光をはじめとする北國とおり町にぎわい協議会での取組について調査をいたしました。  北国街道まちなみ協議会は、旧北国街道沿いの町家が点在する龍助町、西町を中心に活動しています。小松城への攻撃を防ぐためクランクにつくられている街道には、360年以上の歴史がある製茶店をはじめ伝統ある商店が並んでおります。  歴史を生かし、次の時代へつなげる活動として、北國とおり町マーケット、松雲堂での各種教室、広報活動、町のブランディングなど様々な活動を行っています。今回、アフターコロナ後も地元の魅力を発信するため、町の商店主がガイドをし、オンラインによるバーチャルツアーを行ったとのことであります。ツアーは、あらかじめ参加者に町の特産物を送り、町並みや庭園、蔵、曳山倉庫とともに商店を紹介し、双方で会話やチャットでつながりながら特産品を開封するというスタイルで、利用者満足度も高かったとのことであります。  オンラインツアーに歴史ある商店の魅力を組み込めることが市街地の強みであり、生かしていってほしいとの意見がありました。また、アフターコロナ後に直接訪れたとき、知り合いのような安心感があり、すばらしい取組であるとの意見がありました。  一方、各町家の歴史ある庭や蔵など、一般に公開できるようにするため整備が必要であること、松雲堂の活用、交流の拠点となる飲食場所が少ないなど様々な課題も挙げられました。  以上、当委員会の北陸新幹線開業に向けた交流人口拡大に関する調査は、まだ調査研究途中であり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、本委員会の報告といたします。 17 ◯議長(高野哲郎君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 18 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告がありますので、これを許します。  橋本米子君。    〔19番 橋本米子君登壇〕 19 ◯19番(橋本米子君) 私は、今12月議会に提出されました市長提出議案のうち、議案第75号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第11号)及び議案第81号 令和2年度国民健康保険小松市民病院事業会計補正予算(第6号)について反対であります。他の議案には賛成であります。  以下、理由を述べます。  初めに、議案第75号 令和2年度小松市一般会計補正予算についてであります。  この補正予算の中には、人事院勧告が10年ぶりに特別給(ボーナス)を0.05か月分削減され、給与改定分2,220万円、職員1人当たり1万212円の減額分が計上されております。  私は、11月30日の12月議会開会日に上程されました小松市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についても反対討論を行っておりますので、併せて討論としたいと思います。  次に、議案第81号 令和2年度国民健康保険小松市民病院事業会計補正予算についてであります。  新型コロナウイルス感染症対策以外の主な施策の中で、収益的支出における委託料としてマイナンバーカード保険証利用として500万円が計上されております。これは、来年3月よりマイナンバーカード健康保険証として利用できるようになることに伴い、オンラインによる資格確認システム導入費であります。  国は、今後ともマイナンバーカードは便利になると利便性を宣伝し、健康保険証運転免許証、国税、年金などの他分野にもわたり個人情報をひもづけして利用できるようになれば、個人情報の侵害が問題になる危惧を持ちますので、私はこの予算には賛成できません。  以上であります。 20 ◯議長(高野哲郎君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 21 ◯議長(高野哲郎君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第75号及び議案第81号の以上2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上2件は、いずれも委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 22 ◯議長(高野哲郎君) 起立多数。  よって、以上の2件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第76号から議案第80号まで及び議案第82号から議案第93号の以上17件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の17件は、いずれも委員長報告のとおり可決、承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 23 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の17件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  次に、継続調査中の小松基地空港対策特別委員会の調査、人口問題対策調査特別委員会の調査、交流人口拡大に関する調査特別委員会の調査の以上3件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の3件は、委員長報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 24 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の3件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第94号の上程、説明、     質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、     討論、採決、諮問第1号の上程、説明、     質疑・委員会付託・討論省略、採決 25 ◯議長(高野哲郎君) 日程第2、市長提出議案第94号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第12号)外1件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長、和田愼司君。    〔市長 和田愼司君登壇〕 26 ◯市長(和田愼司君) 本日提出いたしました議案の概要並びに市政の執行状況等について御説明いたします。  全国の新型コロナウイルス感染症の新規感染は、11月以降、過去最多水準が続いています。ウイルスが活性化する冬季を迎え、会食の機会が増える年末年始時期は感染リスクが一段と高まることから、本市では来月11日までの1か月間、年末年始新型コロナ警戒行動を発令、市民への警戒の啓発、高齢者施設等の感染対策の再徹底、飲食店等の感染対策の確実な実践、分散帰省等に関する留意などを呼びかけています。年末年始、とりわけ正月は、日本においては親族や親しい友人との旧交を温める特別な時期ですが、穏やかな年明けを迎えるため、市民の皆様の御協力をお願いいたします。  さて、今月5日、6日、多くの市民や御来賓、関係の皆様の参加を得て、市制施行80周年記念事業を挙行いたしました。記念式典では、自治功労者表彰、文化特別賞表彰のほか、未来を担う青年たちが市制80周年市民メッセージを力強く宣言、先人へ感謝と敬意を胸に、ふるさとの輝かしい未来を築き上げていくことを誓いました。市歌斉唱では、児童合唱団の明るい歌声に合わせ、マスク越しに会場の全員が口ずさみ、未来のまちづくりに向け、気持ちを新たにすることができました。  記念事業として開催されましたノーベル物理学賞を受賞された東京大学宇宙線研究所長、梶田隆章先生によるニュートリノ研究についての特別講演会では、会場に詰めかけた高校生や大学生などが熱心に耳を傾け、活発に質問が交わされました。
     また、科学ジャーナリストの寺門和夫さんによる講演会では、ミッションを終えて地球帰還した小惑星探査機「はやぶさ2」について、探査機が撮影した映像を交えながら解説いただき、「はやぶさ2」の偉業と日本の宇宙科学のすばらしさの理解を深めました。  最先端の宇宙科学の話を、その分野の第一人者から聞く貴重な機会を得て、子供たちをはじめ多くの人が科学の楽しさや驚き、そして宇宙の成り立ちや生命の起源など壮大なテーマに迫ることができる科学探求の魅力に大いに触れることができました。  本市出身のデザイナーが縁で実現いたしましたサンリオとの連携事業の一環として開催されたライブショーでは、サンリオの6大キャラクターとカブッキーが共演し、子供たちはステージ上で披露された歌や踊りに合わせてペンライトを振り、いっぱいの笑顔を見せてくれました。  このほか、古典芸能解説者の葛西聖司氏による講演会では、歴代市川團十郎と成田屋がつくり上げた歌舞伎十八番と小松の子供歌舞伎の歴史を分かりやすく解説していただきました。  今回の記念事業は、先人の功績に感謝し、80周年の節目を多くの市民や関係の皆様と共にお祝いするとともに、本市に息づく文化や産業、教育精神などを大切にしながら、未来に向けて本市が際立った国際都市として成長し、市民一人一人の笑顔を実現していくことを全員で確認できましたすばらしい機会になりました。  現在、未曽有の感染症流行という困難に直面しています。今後も幾多の逆境に立たされることもあるでしょう。しかし、先人たちがそうしてきたように、私たちも知恵と工夫、市民パワーを結集して苦難を乗り越え、また新幹線開業やグローバル化の拡大、デジタルなどの未知のチャンスに果敢に挑み、すばらしいふるさと小松を未来につないでまいりましょう。  それでは、追加提出いたしました議案について御説明いたします。  まず、議案第94号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第12号)です。  新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担う独り親世帯への支援を目的に実施されている国のひとり親世帯臨時特別給付金については、6月の追加補正予算に計上し給付を行いましたが、生活が依然として厳しい状況にあることから、今回、国において再度給付することが決定されました。本市においては、明日24日に各御家庭へ振り込めるよう準備を進めており、本日、所要額について追加計上しています。  追加予算案については以上ですが、これまでのコロナ対策予算を活用し、通所の介護施設、障害者施設、こども園等に対し、これまでの衛生環境整備への支援に加え、3密環境になりやすい送迎車両への空気清浄機設置や車内の抗菌加工に対する助成を緊急実施することといたしました。  また、国の観光需要喚起策Go Toトラベル事業が来月11日まで全国一斉に一時停止されたことを受け、5月の第1弾に続き、宿泊施設向けの第2弾の臨時交付金を給付いたします。国、県、市による様々なキャンペーン効果もあり回復の兆しを見せていた観光需要は、書き入れどきの年末年始の帰省、観光を前に急激な落ち込みが発生しています。今回、影響を受ける市内の宿泊施設に対し、既決予算を活用し2回目の交付を行います。同時に、観光庁の実証事業こまつ旅、もう一度こまつ春・夏キャンペーンと連携しながら、本市の観光交流を支える宿泊事業者を下支えし、魅力的な地域資源で振興を展開してまいります。  次に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてです。  人権擁護委員、道場裕美子氏、中山秀一氏の委員任期が令和3年3月31日をもって満了となることに伴い、下八里町・山川美鶴氏、井口町・田中眞知子氏を新たに法務大臣に推薦しようとするものです。  近年、差別やいじめ、言葉の暴力、虐待など、人権に関する問題が複雑・多様化していますが、特に今般の感染症流行では、患者や家族への誹謗中傷、デマ、医療関係者への不当な差別、偏見など、非人道的な言動が全国で見受けられたことは極めて遺憾なことです。これを受け、市では人権擁護委員による啓発用映像を作成し配信するとともに、コロナ差別を題材とした新作の人形劇を収めたDVDを作成し、こども園等に配布するなど、感染症に関する正しい理解に基づく差別や偏見のない社会を目指した取組を展開しています。  道場氏、中山氏におかれましては、これらの取組や活動をはじめ、人権擁護委員としてこれまで多岐にわたり御尽力、御活躍を賜り、心から感謝を申し上げます。  山川氏、田中氏におかれましては、広く社会の実情に通じ、人権擁護にも深い御理解をお持ちであり、一人一人の人権が守られ、思いやりのある豊かな地域社会づくりを進める上で最適任であると考えます。  以上につきまして御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。  さて、例年を大幅に超える熊の出没を受け、主食であるドングリの実をつける広葉樹を計画的に植栽する取組等の資金確保を目的に実施していましたクラウドファンディングは、募集開始から3週間余りの今月20日に目標である500万円の寄附を達成することができました。小松市民や石川県内はもとより、東京都、神奈川県、大阪府など全国各地から多くの御賛同を得ることができました。今後、寄附者の御意思に沿い、大切に活用させていただきます。  目標額には到達しましたが、2月24日までは継続して受け付けており、熊がすみやすい環境づくり、循環型の森林づくりを推進するため、引き続き温かい御支援をお願いいたします。  最後に、小松駅東地区の複合ビル開発について御報告いたします。  北陸電力株式会社から、駅東駐車場を一つの候補地として複合ビルを建設したいとの申出があり、9月から意見交換を開始し、事業効果や駅周辺の駐車場、埋蔵文化調査など様々な観点から課題を整理し、協議を重ねてまいりました。  民間事業者による駅西立体駐車場の整備が開始され、埋蔵文化調査についても北陸電力サイドで費用負担する調整が整ったことから、今後、複合ビルの建設に向けた基本合意交渉に入っていきたいと考えています。  整備手法は、Komatsu A×Z Squareと同様に、建物は一部国の補助を活用しながら民間事業者である北陸電力が資金調達、整備することとし、土地は市が有償で貸し付けるスキームを想定しています。  ビルのテナントは、200名余りの北電オフィスやシティホテルをメインとし、一部は公立小松大学及び弥生時代から近現代までの文化芸術を展示するギャラリーが入り、大学と市でそれぞれ借り受ける予定です。  ビルの完成について、北陸電力は、3年半後、1年延長となる見通しである北陸新幹線小松駅開業の2024年3月を目途に考えており、今後の状況等につきましては適宜報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。 27 ◯議長(高野哲郎君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、質疑の省略及び会議規則第37条第3項の規定による委員会への付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 28 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、質疑及び委員会への付託並びに討論を省略することに決しました。  これより、市長提出議案第94号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第12号)について、提出者からの提案理由に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 29 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております市長提出議案第94号については、お手元に配付してあります常任委員会審査付託表のとおり、予算決算常任委員会に付託いたします。  この際、委員会審査のため暫時休憩いたします。       休憩 午後 2時38分       再開 午後 3時50分 30 ◯議長(高野哲郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長の報告を求めます。  予算決算常任委員長杉林憲治君。    〔予算決算常任委員長 杉林憲治君登壇〕 31 ◯予算決算常任委員長杉林憲治君) 予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第94号の1件であります。  この案件につきましては、本日の本会議暫時休憩中に福祉文教分科会を開催し、詳細な審査を行いました。  これを受け、委員会は分科会終了後に会議を開き、分科会委員長の報告を聴取しました。  分科会委員長報告の主な内容を申し上げます。  議案第94号 令和2年度小松市一般会計補正予算(第12号)についてであります。  ひとり親世帯臨時特別給付金費について、新型コロナウイルス感染症の影響から独り親世帯の生活を支援するため、6月の追加補正予算に続いて二度目となる臨時特別給付金を年内を目途に支給するもので、国が費用の全額を負担するものであります。  今回、前回と同じ対象者に対して、1世帯当たり5万円、さらに第2子以降おられた場合は1人につき3万円が加算となる基本給付を再支給するものであります。  国の事業でありますが、市でも独自に追加給付分を支給するなど支給額を増額できないかとの意見がありました。市としては、独り親に限らずコロナウイルスで生活が困窮している方々に状況を見ながら支援していきたいとのことでありました。  なお、採決の結果、議案第94号の1件は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。 32 ◯議長(高野哲郎君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 33 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 34 ◯議長(高野哲郎君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第94号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 35 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員長報告のとおり決しました。  次に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 36 ◯議長(高野哲郎君) 起立総員。  よって、本案は、原案に同意することに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第12号の上程、説明省     略、質疑、委員会付託省略、討論、採     決 37 ◯議長(高野哲郎君) 日程第3、議員提出議案第12号 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第12号については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 38 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、提案理由の説明を省略することに決しました。  これより議員提出議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 39 ◯議長(高野哲郎君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第12号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と言う人あり〕 40 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 41 ◯議長(高野哲郎君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第12号 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 42 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎各常任委員会の閉会中の継続調査につ     いて 43 ◯議長(高野哲郎君) 日程第4、各常任委員会所管事務の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  予算決算常任委員会をはじめとする4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の継続調査の申出書が参っております。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 44 ◯議長(高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各常任委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎閉会の宣告 45 ◯議長(高野哲郎君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  これをもって令和2年第5回小松市議会定例会を閉会いたします。       閉会 午後 3時56分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...